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2025.06.09

“赤シートは意味ない?”科学で検証する記憶と暗記のウソ・ホント

#271
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は「“赤シートは意味ない?”科学で検証する記憶と暗記のウソ・ホント」についてお伝えいたします。

中学生がよく使う“赤シート”。

教科書やノートの重要語句を赤ペンで書き、それを緑色のシートで隠して暗記する、という学習法です。


しかし、「これって本当に意味あるの?」という疑問を保護者の方からいただくことも増えてきました。


結論から申し上げると、正しい使い方をすれば、記憶の定着に効果はあります。

 

【ポイント①:赤シートは“思い出す”トレーニングに有効】
記憶の定着には「思い出す練習=想起」が欠かせません。

赤シートを使って隠した語句を思い出そうとする行為は、まさにこの“想起”にあたります。

これは科学的にも「テスト効果」と呼ばれ、記憶の長期保持に有効であるとされています。

ただし、ただ赤い文字を眺めるだけでは意味がありません。思い出そうと“頭を使う”ことが大切です。

 

【ポイント②:繰り返しとタイミングが鍵】
赤シートによる暗記は、一度で完璧になるわけではありません。

間隔を空けて何度も繰り返す“分散学習”が、脳の記憶に定着させる最も効果的な方法です。

定期テストや高校受験に向けては、「1日1回より、3日に1回×3セット」の方が効果的とも言われています。

学習塾であるスクールテントルでも、夏期講習などを通じてこの“繰り返しとタイミング”を意識した学習を徹底しています。

 

【ポイント③:応用問題には“赤シートだけ”では不十分】
赤シートでの暗記は知識のインプットには有効ですが、定期テストで求められるのはアウトプット=使いこなす力。

特に高校受験では、記述力や読解力も問われます。

夏期講習では、赤シートで得た知識を活用する記述演習や過去問演習も行い、実戦力に結びつけていきます。

 

“赤シート=無意味”ではなく、活用の仕方がカギです。

保護者の皆様もぜひ、正しい学習方法を理解し、お子様の取り組みを見守っていただければと思います。

私たちは、夏期講習を通して、一人ひとりに最適な学習法で得点アップを実現していきます!

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