古文や詩の問題は、現代仮名遣いや表現技法、内容に関する問題が出題されております。現代仮名遣いや表現技法は事前にきちんと復習し、どの文章でどの表現技法が使用されているのかを確認しましょう。また、各文章がどのような内容を表現しているのかを確認しておくとより正解しやすくなると思います。
現代文に関しては、作者名や心情理解、筆者の意見など様々な問題が出題されております。事前に暗記しておくべきことはしっかりと暗記し、各場面の登場人物がどのような心情で会話をしているのかをきちんと把握しておきましょう。また、記述問題が多く出題されているので、時間配分にも気を付けましょう。
最初に約30点分基礎計算問題が出題されているため、得点できるようにしっかりと計算練習をしておくことが重要です。また、相似の応用問題では身の回りの話に落とし込まれて作られていますが、ワーク等の類題となっているためワークで繰り返し演習することで得点につながると思います。
復習となる分野が入っていることもあり範囲が広く、すべての範囲の基本事項などは必ず押さえておきましょう。実験に関する問題やグラフ作図問題などの問題も出ていたためワーク等でいろいろなパターンの問題を演習しておくことが重要です。
公民からは2問+時事問題として5問の計7問のみで、残りは歴史だったので、公民の対策に比重を置いていた子には辛い出題内容となってしまったかもしれません。歴史的分野の問題は、選択問題の割合が多いとはいえ、「当てはまらないものを選ぶ」「出来事を古い順で並びかえる」のように、選択問題の形式の中でも苦手な子が多い形式が目立ちます。出題範囲の特性上、似たような用語が存在するため記憶が混ざってしまいがちなので、しっかりと重要事項をノートにまとめつつ、様々な問題をやりながら知識を定着していくことが高得点の鍵となります。