全体的に簡単~標準的な難易度で構成されたテストでした。3年間の総まとめからは文法問題や四字熟語の問題が多数出題されていました。故郷の設問は「新しい生活」とは?「希望」「地上の道」を使って筆者が伝えたいことを記述する問題が出ていました。いずれも学校のワークや教科書準拠のテキストに必ず出てくる頻出問題でしたので、事前に解いて必ず正解したい問題でした。
リスニング、文法問題、読解問題、英作文とバランスよく出題されたテストでした。リスニングと文法は中1・2年生の復習範囲がほとんどでしたので、得点しやすいです。並べ替えの問題は今回のメインの文法である分詞が出題されていました。日頃から練習をして慣れていた生徒であれば問題なく解けたと思います。大問10や11は分詞を使った英作文問題でしたので、難易度が高めだったと思われます。
計算総合問題の出題はなく、根号を含む計算・二次方程式の計算が半分ほど出題されたため、計算を一通りマスターしていれば平均点は取れるテスト構成だった。また二次方程式の利用問題はワークのB問題レベルという印象であった。
基本的な単語問題と合力・分力の作図問題が半分くらいを占めていた。また、通常レベルの問題もワーク等で理解していれば解けるような問題が多かった。大問7の最後の2問は選択式+理由説明問題なので、相当難しい印象。
歴史は、第二次世界大戦から高度経済成長までの範囲で覚えるべき用語が多く、特に漢字が難しいため、苦手な生徒にとっては難しく感じられました。基本的な用語の確認が中心でしたが、確実に点を取るためにはワークを繰り返し解き、分からない用語を教科書で調べる習慣をつけることが大切です。公民分野は比較的簡単な問題が多かったものの、範囲が広いため、早めに整理しながら準備することが重要です。基礎を重視した試験のため、ワークの徹底的な復習が高得点の鍵となります。