問題形式自体は前回と大きく変わったことはありません。読解・文法・漢字共に特別変わった問題はないので、やるべき課題を進め、ノートやプリントをこなせば解けます。ただし、俳句の問題に関しては表面上の理解だけでは解くことが難しく、作者や区切れ、表現技法、意味などを理解していないと点数を大きく落とすことになります。
基本的に、リスニングと初見の長文、英作文の問題構成になっています。並べ替え問題のような文法問題は出題されておらず、絵の内容をテスト範囲の文法を用いて記述する問題のみ出題されています。この問題を解けるようにするには、まず文法の構造を理解・練習するために並べ替え問題をできるようにしましょう。その後、学校のワークなどに類似問題があるので満点をとれるまで何度も練習してください。ただ、これまで習ってきた基礎的な単語をしっかり書けるようにしておかなければ、この問題で満点を取るのは難しいです。日頃から、単語の練習を心がけましょう。
初見の長文で約60点分出題されています。80点以上を取るためには絶対にできるようにしなければならない問題です。基本的に、どの長文にも本文要約と日本語の穴埋め問題が出題されています。長文の問題は単語の知識量が多ければ多いほどすらすら解けます。今後、受験勉強として長文をたくさん解くので、普段から単語練習を徹底して行うようにしましょう。作文に関しては、事前に提示されているのでしっかり対策してテストに臨みましょう。
大問1は今までの範囲の復習問題、大問2は語句問題が出題されています。そのため、それぞれの対策をしていることで他の問題よりも得点しやすいので、この2つで点を取りたいです。また、全体として難易度の高い問題が多い印象であり、ワーク等に出題されていないような形式の問題も見かけるため、前述の大問2つや計算問題等で点数を稼ぐことが重要であると感じました。
並行型で授業が進んでいるため、必然的に範囲が複数分野にまたがっています。加えて、学校から配布される問題集は3年間の総まとめのタイプであるため、定期テストの対策としてはあまり適していない状態です。したがって、テスト前でなくとも定期的に授業の復習をするとともに、市販の定期テスト対策用の問題集等で繰り返し練習することが求められています。
資料の写真や図を読み取って解答する問題が前回よりも多くなっています。公民はまだそこまで深く習っていないため、内容は簡単です。歴史に関しては世界大戦以降の単元です。内容的にも多くの学生が時代と出来事が複雑で理解が難しいため、出来事の順番や内容、流れをしっかりと理解しておくといいでしょう。