古文、漢文が出題の中心となりました。いずれも知識問題が多く、暗記量がものをいうテストでした。文法問題は付属語(助詞・助動詞)と難しい分野ではありましたが、全て同じ用法を選ぶ問題でしたので、難易度は通常といったところです。漢字も20問出題されているので、手を抜くことなくしっかり暗記しましょう。
英文を書かせる問題が多数出題されました。文法に関しては選択形式と作文形式で出題されており、難易度の差が大きい印象を受けました。語彙・表現の問題もあり、教科書の単純な暗記だけでなく、新出単語の本質理解が求められました。教科書本文の読解問題では、英問英答で差がついたと思われます。様々なパターンの問題に日頃から触れておくことが必要です。
確率と証明が中心のテストでした。大問1は2年生の範囲の計算問題が中心なので、毎回の試験で計算問題の練習をしておくと対応しやすかったと思われます。証明は穴埋め形式が2題、完全証明の問題が1題でした。証明全てを記述する問題は基本的なものにとどまっており、ワークで証明の練習を繰り返していた生徒は得点しやすかったと思われます。日頃より様々な問題形式に慣れておきましょう。
天気と電気の範囲が入試問題の形式で出題されました。計算問題が多数出題されており、時間が足りないと感じる生徒もいたように思います。基本的な計算ではありますが文章を読んで答える必要があるので、計算練習に加え、実践形式の問題に取り組んでおきましょう。回路図や陰極線の作図問題もありましたが、いずれも基本的なものなので、必ず得点しておきましょう。
問題総数が70問を超えるテストで、時間が足りないという生徒が多数いました。範囲が広いのとヨーロッパの革命、江戸の三大改革と複雑な単元が並んでおり、全体的に平均点も低めでした。用語が中心なので、早めにワークに取り組んでおき、紛らわしい箇所は自分なりに整理して覚える工夫が必要です。