問題数が多いのでテンポよく解く必要があります。試験範囲の約3割が短歌の問題でした。出題はオーソドックスなものに止まります。各短歌で用いられている表現技法、句切れ、作者、それぞれの意味は確実に覚えておきましょう。文法問題は品詞名を答える問題で「クマゼミ〜」の本文に用いられている言葉から出題されているので、やや難しかったと思われます。文法の理解と応用力を磨きましょう。
今回の英語テストは、暗記問題が多く含まれており、高得点を狙いやすい構成となっていました。特に、英作文の問題は授業で使用されたプリントからの出題が多かったため、事前にテーマに沿った英文を準備し、それをそのまま記述することで効果的に点数を獲得できました。また、初見の長文読解問題が含まれていましたが、使用されている単語や構文は基本的なものが中心であり、文法や語彙の基礎力が備わっていれば、比較的解答しやすい問題と言えるでしょう。テスト全体を通して、日頃の学習内容をしっかり復習しておくことで、確実に得点が期待できる試験内容でした。
連立方程式のみの出題範囲となりテスト対策はやりやすかったと思われます。1年生の文字を含む計算も復習として出題されていますので、確実に得点したいところです。文章題は主にワークのB問題、C問題の類似問題で、いずれも事前に練習していれば難しくはなかったでしょう。2桁の自然数の問題は必ず出るので対策必須です。
今回の理科テストは、実験に関する問題が多く出題され、実験の注意点や過程、結果を正確に理解しているかが問われました。化学反応式も教科書やワークに基づいたものが多く、これらを確実に暗記し、記述できることが重要です。全体的に標準的な問題が中心で、ワークの問題演習を繰り返し行った生徒は得点しやすかったと思われます。特に、大問8の最後の問題はパターン化された内容ですが、初見では難しく感じる可能性があり、グラフなども確認しておく必要があります。
日本全国の平野、山脈、海流と西日本の各地域の特色が中心となりました。記述問題が多めで、中でも神戸市の丘陵地を削った土の活用方法の説明、瀬戸内で年間降水量が少ない理由の説明が難しかったようです。しかし、語句指定があり、季節風のモデル図が示されているので、よく読めば解答を導きやすいと思われます。