説明文に関する問題が2題出題され、熟字訓や和語、漢語、外来語の使い分けに関する問題も出題されました。
説明文については、文章の内容を正確に理解し、問いに対して根拠を示しながら解答することが求められました。論理的な読解力が重要であり、文章の要点を押さえ、細かい部分にも気を配ることが必要でした。今後は、文章の構成や表現方法を意識しながら、段落ごとの意味をしっかりと掴む練習をしていくと良いでしょう。
熟字訓に関しては、難しい漢字の読み方を理解し、正しく読むことが求められました。特に慣用的な読み方や音訓の違いに注意を払いながら学習を進めることが大切です。繰り返し読んでみることで、難しい熟字訓も身につけやすくなります。
また、和語、漢語、外来語の使い分けに関する問題では、それぞれの語彙の特徴を理解し、適切に使い分けることが必要です。和語は日本語固有の言葉で、漢語は中国から伝わった言葉、外来語は外国から取り入れた言葉です。それぞれの違いをしっかり理解し、文脈に合わせて使えるようにしておきましょう。
今後の学習では、読解力をさらに高めるために文章を多読すること、熟字訓や語彙の使い方を繰り返し練習することが効果的です。特に、語彙力を向上させることで、より正確な日本語表現ができるようになります。
最後の自由英作文以外は選択問題とはいえ、文章読解問題の比重が多く、一問一問に時間がかかるため、全てを正答するには相当の実力が必要です。単純な文法問題は整序作文問題のみなので、ここはしっかりと正答しておきたいところです。文章読解についてはまずは教科書の本文をしっかりと暗記することが大切です。
入試問題をかなり意識した問題構成になっています。新出の範囲より、中1・2の内容をふんだんに含んでおり、夏休み以降の受験勉強の成果が問われているテストです。新出の内容はワーク・教科書で練習しつつも、これまで習った全ての分野の総合問題を日々取り組んでおくことが重要です。
「化学変化とイオン」「中和」に関する問題が出題されました。中和反応に関しては、酸とアルカリが反応して塩と水を生成することを理解しているかが問われました。特に、酸とアルカリの反応式を正しく記述できることが大切でした。また、イオンの性質についても確認され、酸やアルカリに含まれるイオンについての理解が重要でした。実験結果をもとに中和反応の過程を説明する力も求められました。
現代の日本と日本国憲法に関する問題が出題されました。歴史分野では、戦後の日本の歩みや経済成長について問われ、各時代の重要な出来事を正しく理解しておくことが求められました。公民分野では、日本国憲法の基本原則や三権分立についての問題が出題され、条文の内容を正しく把握し、具体例と結びつけて考える力が必要でした。