初見問題が出現されましたが、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題と、現代語訳を参考にしながら内容を読み取る問題だけでした。解き方は試験前に学校の先生が教えてくれるため、初見問題だからといって特に心配することはありません。文法問題はまるごとそのまま出題されるわけではないので、繰り返し練習が必要となります。
範囲が広く、対策が難しいテスト内容でした。関数、図形と、苦手な人にとっては苦手意識が先行し、勉強が手につかないこともあったかもしれません。いきなり標準~応用レベルに当たるのではなく、まずは基礎問題でしっかり自信をつけてから、解き方・考え方がわからないものは自分一人で苦しむのではなく、先生等に質問して解決するのが効率の良い対策となります。
大問1は総まとめ問題集から、大問2は都立入試の形式で、これまでの復習問題が出題されています。入試本番が近づく2学期の中間テストとして、この程度はマスターしておくようにという先生のメッセージが読み取れます。新出分野も分野の性質上、難問は少なく、知識を定着できているかが問われる問題構成でした。早め早めから対策をしておくことが非常に大切です。
歴史分野の形式は前回と同様です。ただ用語を覚えるだけではなく、歴史の流れを理解し、起こった出来事の原因や結果を頭にいれて試験に臨むといいでしょう。地理分野は手続きや仕組みの理解をすることと、条文の内容を理解し説明できるように繰り返し練習する必要があります。