教科書の本文の読解、文法、漢字、作文とバランスよく出題されたテストとなっていました。文法問題は品詞の分類が出題されており、教科書に掲載されている品詞分類表の完全暗記が求められました。長文読解はワークのからの出題が中心であり、解答の根拠も合わせて確認をしていた生徒は点数が取りやすかったかと思われます。作文は埼玉県の公立入試、および北辰テストに似せて作ってあるので、こちらも日頃から書き慣れておく必要があります。
長文読解、並び替え、過去形の否定文、疑問文への書き換え、穴埋め問題といった様々な形式の問題が出ました。一般動詞の過去形のスペルを問う問題が中心なので、ワークや学校の単語テストをしっかりと復習できた生徒は解きやすかったと思います。教科書本文からの出題もありましたが、本文や日本語訳の暗記、Q&Aまでチェックしておくことで高得点が狙えました。
試験範囲が広く、試験勉強が大変だと感じた生徒も多かったようです。図形が得意な生徒、苦手な生徒で点数に差がつくテストでした。その分、難易度としては標準的でした。一部応用問題の出題もあり、ワークのB問題、C問題に取り組んでおけば対処できました。
範囲が広く、テスト勉強に苦労した生徒が多かったように思います。地学分野は用語中心の出題となり、物理分野は用語に加えて、作図やグラフを描く問題の出題もありました。凸レンズの作図は3問中2問は基本的な内容で、残りの1問は焦点を求める作図であったため、難易度が高かったように思います。地学の範囲では、有色鉱物と無色鉱物のそれぞれの特徴まで出題されており、細かい部分まで確認をしておく必要がありました。
基本的な用語を問う問題が大半を占めました。しかし、問題数が多いことと、漢字で書くという制限があるため、問題を解き慣れておくこと、日頃から漢字で覚えることが重要となりました。一問一答形式の問題が多く、資料読み取りを伴う記述問題が出題されていないので、問題の難易度自体はそこまで難しいものはなかったと思われます。また、分布図の問題も出題されているので、教科書の地図、資料もしっかりと目を通しておきたいところです。