
漢字・語句、現代詩、説明文といった現代語中心の分野から出題されており、記述問題に重点が置かれています。読解問題では、筆者の主張や詩の表現技法について、本文の指示語が指す内容や理由を正確に把握した上で記述する力が強く求められました。今後は、基礎的な知識(漢字、熟語、慣用句)を確実に定着させるとともに、文章の論理構成を把握し、考察した内容を過不足なく表現する記述練習を重ねることが大切です。
リスニング、語彙、基礎文法といった英語の土台をバランスよく問う内容で、選択式と記述式がほぼ半々でした。単語のスペル(大文字・小文字)やローマ字の正確な記述、そして会話の内容を理解して適切な英語で応答する力が特に重視されています。今後は、基本的な語彙と定型表現を確実に定着させ、聞いた内容や場面に合わせて正確な英文を組み立てる練習を重ねることが大切です。
正負の数、文字式といった基礎単元が中心ですが、解答のほぼ全てが記述式であり、複雑な計算を正確かつ迅速に行うスキルが必須です。特に応用問題では、整数になる条件やカード操作の規則性を見抜く高度な思考力が求められました。今後は、基本的な計算規則の確実な定着に加え、応用的な条件設定のもとで論理的に解答を導く訓練を重ねることが重要となります。
植物の分類・構造と動物の分類・特徴に重点を置いた内容です。知識を問う選択肢問題も多いですが、図や資料に基づき、生物の機能や仕組みを論理的に説明する力も強く求められました。今後は、重要な分類用語を正確に覚えることに加え、生物が持つ構造や適応の原理を深く理解し、考察を通して知識を応用する訓練を重ねることが重要です。
世界地理と日本地理の広範囲な基礎知識を問う内容で、記述問題が非常に多く出題されています。特に、経緯度や時差の正確な計算、そして世界の気候帯における生活や産業の特徴を資料から読み取り説明する力が求められました。今後は、基本的な地名や用語の暗記に加え、地図や統計資料から情報を統合し、論理的な理由や背景を記述する訓練を重ねることが重要です。
