
漢字は学校配布のプリントからの出題で、確実に得点したい単元でした。読解は、小説文が教科書本文ではなく“初見”での出題となり、登場人物の心情や行動の理由を説明する記述が多く見られました。2つ目の読解では教科書本文からの出題でしたが、指示語を正しく補う問題など、例年と異なる形式があり、戸惑った生徒もいたと思われます。
しっかり得点するためには、事前にワークや漢字練習を進め、基礎部分を短時間で解き切れるようにしておくことが重要です。
教科書本文からの出題が中心で、基本文の理解と本文の内容把握がそのまま得点につながる構成でした。新出単語の正しいつづりと意味を問う問題も多く、普段からの単語練習が重要です。
また、文法問題では今回の範囲だけでなく、復習範囲からの出題も含まれており、並び替え問題では1語不要な語句がある形式でした。教科書本文の読み込み、文法の復習、単語の暗記をバランスよく行うことで、安定した得点につなげられる内容です。
基礎計算が10点分出題され、ここは確実に得点したいところです。文字式(a などを含む式)の計算や、数量を整理して解く文章問題が多めの構成でした。ただし、いずれの問題もワークや教科書の章末問題と類似した内容が多く、日頃から繰り返し練習しておくことで十分対応できる範囲です。基礎を固め、定番問題を確実に解けるようにしておくことが大切です。
水溶液の濃度や気体の性質、密度など、基本用語の理解と計算の両方が問われる内容でした。単語を書く問題も含まれており、知識を正確に覚えているかどうかが得点の分かれ目になります。計算問題については、公式をしっかり覚えたうえで、ワークを繰り返し解いておくことが重要です。用語暗記と計算練習をバランスよく進めることで、安定して点数が取れる構成でした。
今回は世界地理の範囲が中心で、半島・山脈などの自然地名を正確に答える問題が多く出題されました。また、時差の計算問題も見られ、基本的な地理知識と理解が求められました。記述問題では、北辰テストや入試でも頻出の重要事項が問われており、知識を“使える形”で身につけているかがポイントとなります。
学校ワークがない分、学校のプリントを赤シートで隠して暗記し、さらに問題集を繰り返し解いて知識を定着させることが効果的です。
