
中学3年生の内容らしく、AIや哲学、芸術論といった抽象度の高い論理的な文章が多く採用されており、文章の本質を捉える思考力が問われています。漢字や四字熟語といった知識問題が全体の大きな割合を占めているため、これらの基礎事項を完璧に習得することが安定した得点の土台となります。一方で、本文から根拠を見つけ出し、指定された条件で自分の言葉としてまとめる記述問題が点差のつくポイントとなっており、論理構成を素早く掴む練習が欠かせません。
関係代名詞や後置修飾を用いた複雑な英文構成力が強く求められています。単なる単語の暗記ではなく、語順整序や、与えられた状況を関係代名詞を使って説明する問題など、文法を「使いこなす」能力が試されています。長文読解では、内容の把握に加え、特定の表現が指す内容を抜き出したり、登場人物の心情を日本語で説明したりする高い記述力が必要です。また、「ORCE(意見・理由・具体例・結論)」の型を用いた自由英作文が出題されており、論理的な文章を英語で組み立てる実戦的なスキルが大きな配点ポイントとなっています。
二次関数と二次方程式の計算・応用が中心となっており、3年生の重要単元が網羅されています。計算問題では平方根や因数分解を組み合わせた高度な処理能力が求められ、ケアレスミスが命取りになる構成です。応用面では、単なる図形問題だけでなく、「原価と利益の割合(x割)」といった実生活に即した二次方程式の利用や、駐車場料金を扱う階段状のグラフなど、情報を整理して立式する実戦的な思考力が試されています。
天体の基礎知識から、イオン・中和といった化学分野の応用まで、非常に密度の高い出題内容となっています。特に化学分野では、単に用語を答えるだけでなく、イオンの動きをモデル図で表したり、中和反応におけるイオン数の変化をグラフに描かせたりと、現象を視覚的・論理的に理解しているかを問う記述問題が中心となりました。
今回のテストは、地理と歴史を単独で覚えるだけでなく、両分野を関連付けて考える力が重視されました。資料を正確に読み取り、そこから分かることを整理して説明する力が求められています。今後は、用語の暗記に加えて、「なぜそのようになったのか」「どのような影響があったのか」を意識した復習を行うことで、得点力の向上につながります。