
2025.10.28
「なんとなくわかった」=危険信号? ― “わかったつもり”が成績を下げる理由#372
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「なんとなくわかった」=危険信号? ― “わかったつもり”が成績を下げる理由についてお話しします。
授業後に「わかった!」と言っていたのに、定期テストでは点が取れない――そんな経験はありませんか?
実はこれ、“わかったつもり”の典型的なサインです。
多くの子どもは、先生の解説を聞いて“理解した気になる”ことで満足してしまいます。
しかし、実際に問題を解こうとすると、知識がつながっておらず、手が止まってしまう。
この“インプットだけの学習”こそ、成績が伸び悩む最大の原因です。
では、どうすれば「できる力」に変わるのでしょうか。
答えはシンプルで、“アウトプットの量”を増やすことです。
問題を解く、説明する、間違いを直す――これらの「手を動かす時間」が、理解を“定着”に変える鍵です。
埼玉県と東久留米の中学生を見ていても、成績上位の生徒は例外なく「演習量」が圧倒的に多いです。
特に自習室での学習時間を「読む」から「解く」に変えるだけで、定期テストの点数が見違えるように上がるケースが多いのです。
家庭でも、声かけひとつで変化を促せます。
「わかった?」ではなく、「どんな問題が出そう?」「説明できる?」と聞いてみてください。
自分の言葉で説明できない内容は、理解が浅い証拠です。
テントルの自習室では、スタッフが“質問タイム”を設け、子どもが自分の理解を言葉にできるようサポートしています。
「なんとなくわかった」で終わらせず、「できるまで確認する」姿勢を育てること。
それが学力を支える本当の“わかる力”です。
今日からぜひ、“読む勉強”を“使う勉強”に変えていきましょう。
