
2025.10.30
「テストが終わったら何する?」で差がつく子、つかない子#374
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「テストが終わったら何する?」で差がつく子、つかない子についてお話しします。
定期テストが終わると、「おつかれさま!」とひと息つきたくなるもの。
でも、ここで“終わり”にしてしまうか、“次につなげる”かで、その後の成績は大きく変わります。
テスト後に振り返りをしない子ほど、「次も同じミスを繰り返す」傾向があります。
逆に、点数よりも“できなかった理由”を自分で分析できる子は、確実に成績を伸ばしていきます。
大切なのは、「何点取ったか」よりも「どうしてその点になったか」。
埼玉県と東久留米の中学生を見ていると、得点だけに一喜一憂してしまうケースが非常に多いです。
しかし、本当の学力は“ミスの中身”にこそ現れます。
「計算ミス」「読み違い」「時間配分」など、ミスの種類を一緒に整理するだけで、次回の課題が明確になります。
家庭での会話も、「どうしてできなかったの?」ではなく、「どこでつまずいたと思う?」と、責めずに“分析”を促す聞き方がポイントです。
テントルの自習室では、テスト返却後に“フィードバックノート”を活用しています。
間違えた問題をそのままにせず、「どんな考え方をすれば解けたのか」を書く時間を設けることで、次のテストに生かせる学びが残ります。
親御さんも「今回の結果で気づいたことある?」と尋ねるだけで、子どもが自分の課題を言語化できるようになります。
テスト後は“終わり”ではなく“スタート”。
振り返る習慣を持てる子ほど、学びを積み重ねていけるのです。
今日からぜひ、「テストが終わった後こそチャンス」という視点で、お子さまの成長を見守ってみてください。
