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2025.10.27

「比べない」は無理でも、「否定しない」親になれるヒント

#371
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「比べない」は無理でも、「否定しない」親になれるヒントについてお話しします。


兄弟や友達、あるいは過去の自分と比べてしまう――これは、親としてごく自然な感情です。
ですが、比べる言葉が続くと、子どもは「どうせ自分なんて」と心を閉ざしてしまいます。
特に定期テストの結果をきっかけに「〇〇ちゃんはもっと頑張ってるのに」と言ってしまうと、励ますつもりが逆効果に。
比べられることで“成績”よりも“自己肯定感”が下がってしまうのです。


大切なのは、「比較」ではなく「観察」に目を向けること。
たとえば、「今回はここが前よりも良くなったね」「ミスを自分で見直せたね」と、“その子自身の成長”に注目して声をかけることがポイントです。
埼玉県と東久留米の中学生を見ていても、家庭で“否定されない環境”がある子は、自習室でも驚くほど集中力が続きます。


非言語の関わり――つまり、表情や声のトーンも重要です。眉をひそめて「なんでできないの?」と言われると、言葉以上に責められたと感じてしまいます。
逆に、穏やかな声で「どうしたの?」と聞くだけで、子どもの心は落ち着き、前向きな会話につながります。


テントルでは、生徒一人ひとりに合わせた“声かけの工夫”を大切にしています。
「前回よりノートが丁寧だったね」「質問できたの、すごいね」――こうした小さな承認が、自己肯定感を支える力になります。
比べることを完全にやめるのは難しくても、“否定しない”姿勢は誰にでも実践できます。


子どもを伸ばすのは、「もっと頑張れ」ではなく「君ならできる」という信頼の一言。
比べずに、認める。その積み重ねが、お子さまの学力と心の両方を育てていきます。

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