
2025.09.18
【模試あるある⑨】解けた気がした問題、後から見ると意味不明#344
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「模試中は手応えがあったのに、あとで見直したら“何これ?”となる問題」についてお話しします。
模試を受けた後、「あの問題はたぶんできた!」と帰ってきたお子さん。
でも後日、問題用紙を見返してみると「全然意味不明な答えを書いてた…」と苦笑い。
これは学習塾でもよく聞く“模試あるある”のひとつです。
この現象の原因は、大きく分けて2つあります。
ひとつ目は、問題の読解不足。
特に国語や英語、数学の文章題では「なんとなくこうだろう」と感覚で解いてしまい、条件の読み落としや設問の意図とズレた解答になってしまうケースが多く見られます。
試験中は緊張もあり、細部まで意識が向かないことも影響しています。
ふたつ目は、考えた過程を自分で記憶違いしているという点です。
「こう考えたつもり」でも、実際には途中式が飛んでいたり、選択肢を最後に変えていたりと、本番中の行動と記憶にズレがあることも珍しくありません。
定期テストや期末テストでも、この“思い込みミス”は成績を左右する盲点になります。
こうした失敗を減らすためには、「解いた後に一度自分で解説できるか試してみる」ことが有効です。
学習塾であるスクールテントルは、模試後の解き直しを単なる正誤確認に留めず、「なぜその答えになったのか」「どこでズレたのか」を対話形式で振り返ることで、本質的な理解力を鍛えています。
模試での“勘違い正解”や“思い込み正答”は、学びを深める貴重なチャンスです。
お子さまの「なんでこう書いたんだろう…」という声にこそ、成長のヒントが隠れています。
ぜひご家庭でも一緒に「振り返りの質」にこだわってみてください。
