受験対策コラム
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2025.11.14

先生に言われたこと、ちゃんと聞いてる? ― “わかったつもり”との戦い方

#385
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「先生に言われたことを聞いている“つもり”になっていないか」というテーマでお話しします。


授業後、「今日の授業どうだった?」と聞くと「わかった!」と答える子は多いものです。
しかし、いざ定期テストの問題に向かうと解けない――これは“わかったつもり”が原因です。

授業中に先生の話を聞いて理解した気になってしまうと、その内容が定着しないまま流れてしまいます。
特に思春期の中学生は、聞き逃している自覚がなく、「理解した=できる」と誤解しやすいのです。


では、“本当に聞いたことにする”ためにはどうすればよいのでしょうか。
まず大切なのが 聞く姿勢の質を上げること
ただ聞くだけではなく、「ここが大事だな」「あとでノートにこう書こう」と、頭の中で整理しながら聞く習慣が必要です。
ノートの取り方にもコツがあります。
文字を書き写すだけでは意味がありません。
先生が強調したこと、理由やプロセス、自分がつまずきそうな箇所を“言葉で整理して書く”ことで、記憶の定着が一気に進みます。成績上位の子ほどノートが“自分用の解説書”になっています。

そして最後に重要なのが アウトプットで理解を確かめること です。
授業を聞いた後、10分だけでも問題を解く・図にまとめる・誰かに説明する――このどれかを行うことで、“理解した”が“できる”に変わります。
テントルの自習室でも、授業後すぐに演習する時間を必ずつくり、冬期講習でも「聞く→書く→使う」の3ステップを習慣化する指導を徹底していきます。


“わかったつもり”を放置すると、テスト本番で必ずつまずきます。
大切なのは、「聞く」「書く」「使う」を1セットにすること。
今日からぜひ、お子さまの“授業の受け方”を見直すきっかけにしてみてください。
学力の伸びは、聞き方の質から大きく変わっていきます。

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