
2025.10.22
“取り上げる”だけじゃ逆効果!スマホとの正しい距離のとり方#368
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「“取り上げる”だけじゃ逆効果!スマホとの正しい距離のとり方」についてお話しします。
お子さまが勉強中にスマホを触っていると、つい「もう取り上げるよ!」と言いたくなりますよね。
確かに、定期テスト前などはスマホが学習の妨げになることも多いです。
ですが、頭ごなしに“禁止”するだけでは、かえって逆効果になることもあります。
子どもは「監視されている」と感じ、隠れて触るようになってしまうのです。
大切なのは、スマホを“排除する”のではなく、“うまく距離をとる”ことです。
たとえば、「使っていい時間を一緒に決める」こと。
埼玉県の中学生の多くは、部活や塾、自習室での学習時間が限られています。
その中で“使っていい時間”を具体的に決めておくと、本人も納得しやすくなります。
たとえば、「20時までは勉強、21時から15分だけスマホOK」など。
自分でルールを設定できた子どもほど、スマホとの距離を上手にコントロールできるようになります。
また、保護者も「一緒にスマホを置く」「同じ時間にSNSを見ない」など、共通ルールをつくると効果的です。
テントルの自習室では、スマホを預けて勉強に集中する仕組みを導入しています。
初めは不安そうだった生徒も、数日で「スマホがない方が集中できる」と実感します。
重要なのは、“奪う”ことではなく“環境を整える”こと。
スマホを悪者にせず、「上手に使いこなす力」を育てることが、これからの学力向上に直結します。
お子さまと一緒に、スマホとの“ちょうどいい距離”を探してみてください。
それが、学びと自立の第一歩になります。
