
2025.10.17
子どもが話してくれない理由と、“聞き方”の見直しポイント#365
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「子どもが話してくれない理由と、“聞き方”の見直しポイント」についてお話しします。
「学校どうだった?」と聞いても、「別に」「普通」としか返ってこない――。
そんな経験、ありませんか?
実は“話してくれない”のは、子どもが冷たいからではなく、「安心して話せる場」になっていないからなんです。
特に定期テストの時期など、子どもは結果へのプレッシャーで心がいっぱい。
そんなときに“詰問調”で聞かれると、防衛反応で口を閉ざしてしまいます。
聞き方を変えるコツは、「問い詰める」より「寄り添う」姿勢を持つこと。
たとえば、「どうだった?」ではなく「今日、ちょっと大変だったことある?」と、気持ちを聞く質問に変えてみてください。
埼玉県と東久留米市の中学生たちは、学校・部活・塾と毎日がハードスケジュール。
親に“結果報告”より“共感”を求めていることも多いのです。
また、子どもが話し始めたら途中で口を挟まず、うなずきながら聞くことも大切。
「そうだったんだ」「それでどう思ったの?」と自然な相づちを打つだけで、安心感が生まれます。
テントルの自習室でも、私たちは“指導”より“傾聴”を重視しています。
勉強のやる気が出ない生徒ほど、話をよく聞いてもらうことで前向きになるものです。
自分の気持ちを整理できると、次にやるべきことが見えてきます。
家庭でも「話さない子を変える」のではなく、「話したくなる空気をつくる」ことを意識してみてください。
子どもが安心して心を開ける時間は、親子の信頼を深め、学習面にも大きなプラスになります。
