2025.10.07

成績より大切？受験期に必要な“親子の信頼貯金”

#357
80点以上お断りのテントル熱血塾長です！
さて今回は、「成績より大切？受験期に必要な“親子の信頼貯金”」というテーマでお話しします。

■成績だけを追うと見えなくなる“本当の支え”

受験期になると、多くの家庭で「点数」「順位」「志望校」といった言葉が飛び交います。
もちろん、目標を持って努力することは大切です。
しかし、成績ばかりを気にしすぎると、子どもの心は疲れてしまいます。
実際、テントルの各校舎でも、初めは「怒られるのが怖くてテスト結果を見せられない」という生徒が少なくありません。
この時期に本当に必要なのは、点数以上に“信頼”を積み重ねること。親子の関係が安定しているほど、受験期の精神的な強さが違います。

■信頼貯金とは「安心して失敗できる関係」

“信頼貯金”とは、親と子の間に生まれる「安心感の残高」です。
たとえば「結果はどうあれ頑張ってるね」と声をかけられた子は、挑戦を恐れずに努力を続けられます。
逆に、「まだそんな点数なの？」「勉強してるの？」といった言葉が続くと、信頼残高はどんどん減っていきます。
勉強のやり方は塾でサポートできますが、家庭での安心感は保護者にしか作れません。
テントルでは、自習室の利用や面談を通じて、親子の信頼づくりを支える時間を大切にしています。

■信頼があれば、言葉は届く

埼玉県内の多くの受験生を見てきて感じるのは、信頼関係のある家庭の子ほど、最後まで伸びるということです。
「頑張れ」という一言も、信頼があって初めて力になります。
親が“味方”でいてくれるとわかっている子は、壁にぶつかっても立ち直る力を持っています。
だからこそ、今こそ「信頼を貯める」時期です。テストの点数よりも、まずはお子さんの努力を認めることから始めましょう。

親子の信頼貯金は、受験が終わっても人生の財産になります。
さらに、テントルの自習室では、努力を認め合う空気を大切にし、子どもたちが安心して成長できる環境を整えています。
“信頼”という最高の土台の上で、受験という挑戦を一緒に乗り越えていきましょう。