
2025.10.16
“結果だけを褒める”が危ない理由。努力に目を向けよう#364
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「“結果だけを褒める”が危ない理由」についてお話しします。
お子さまの定期テストの結果を見て、「よく頑張ったね!」と声をかけること、ありますよね。
もちろん、結果を認めるのは大切です。
しかし「点数」や「順位」だけを評価の基準にしてしまうと、子どもは“結果が良くないと褒めてもらえない”と感じ、次第に挑戦を避けるようになります。
努力をしても報われないと感じれば、モチベーションは下がってしまうのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。
大切なのは「過程を褒める」ことです。
たとえば、「自習室で最後まで集中して頑張っていたね」「前より勉強のペースが安定してきたね」といった言葉です。
埼玉県の公立中学校では、内申点に“学習への取り組み姿勢”が大きく反映されます。
つまり、努力する姿勢そのものが高校受験の評価にもつながるのです。
「頑張った行動」を認めることで、子どもは“努力すれば伸びる”という自己効力感を得られます。
この感覚が、成績向上の土台になります。
授業だけでなく、テントルの自習室では、結果よりも「学ぶ姿勢」を重視して声かけをしています。
「今日どこを頑張った?」「昨日より集中できたね」といったやり取りを通して、自分の成長を実感できるようにしています。
結果を褒めるのは“ゴール”ではなく“途中経過”の確認に過ぎません。
努力を褒める言葉が増えるほど、子どもは自然と挑戦を楽しめるようになります。
ぜひ今日から、「結果」だけでなく「努力の軌跡」にも目を向けてみてください。
きっとお子さまの目の輝きが変わっていくはずです。
