
2025.10.15
親子ゲンカを“成長のきっかけ”に変えるコミュニケーション術#363
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「親子ゲンカを“成長のきっかけ”に変えるコミュニケーション術」というテーマでお話しします。
受験期や定期テスト前になると、家の中がピリピリして、つい親子ゲンカになってしまう――そんな経験はありませんか?
「何度言っても勉強しない」「わかってくれない」とイライラしてしまうのは、親として当然のことです。
けれど実は、親子ゲンカは“信頼関係があるからこそ起きるコミュニケーション”でもあります。
思春期の子どもは、言葉よりも行動で自立を示そうとする時期。
衝突は、お互いの考え方を知るチャンスでもあるのです。
ケンカがこじれてしまうのは、「分からせよう」としてしまうからです。
親が正論で押しても、子どもは“負けた”と感じるだけで、心の扉を閉ざしてしまいます。
そんなときは、少し視点を変えて「どうしたかったの?」と聞いてみましょう。
たった一言で、子どもの中にあった不満や不安が見えてきます。
テントル各校でも、定期テスト後の面談で「お母さんに怒られたけど、本当は心配してくれてた」と気づく生徒がたくさんいます。
対話の目的は“説得”ではなく、“理解”。それが、成長につながる関係づくりの第一歩です。
感情的になった後は、無理にすぐ仲直りしようとせず、少し距離を取ることも大切です。
お互いが冷静になれる“リセットの時間”を作ることで、次の会話が前向きになります。
埼玉県内と東久留米のテントル各校では、自習室を「親子の距離を整える場所」として活用していただくこともあります。
家庭では言えなかった気持ちを、塾という第三の場所で整理することで、再び素直に話せるようになる生徒も多いのです。
親子ゲンカは、信頼を壊すものではなく、絆を深めるチャンスです。
「怒る」よりも「理解する」。
その姿勢が、子どもにとって最大の応援になります。
テントルは、埼玉県の自習室から、親子が一緒に前を向ける学びの時間をこれからも応援していきます。
