
2025.08.12
【夏期講習活用シリーズ】過去問は“最後”じゃない!夏から始める逆算型の勉強術#317
80点以上お断りのテントル熱血塾長です!
さて今回は、「過去問は“最後”じゃない!夏から始める逆算型の勉強術」についてお伝えします。
多くのご家庭では、「過去問演習は冬からでいいですよね?」という声を耳にします。
しかし、私たち学習塾の現場で指導している中で感じるのは、*過去問を使った学習こそ、夏から始めるべきだ”ということです。
もちろん、本番同様に制限時間を設けて解く必要はまだありません。
大切なのは、「今どの力が不足しているか」を見極めるための材料として、過去問を“逆算のスタート地点”として使うことです。
たとえば、都立高校・埼玉県公立高校の入試問題には、毎年出題されるテーマや形式に“傾向”があります。
これを知っておくことで、夏期講習中の学習をどの単元に力を入れて取り組むべきかが明確になります。
点数が取れない原因が「知識不足」なのか、「読解力の弱さ」なのか、「時間配分のミス」なのかを分析することで、夏の学びが“目的のある学習”に変わるのです。
テントルでは、所沢・川越・志木宗岡・与野・南大塚・東久留米をはじめとするすべての校舎で、夏期講習の段階から過去問に触れる“逆算型学習”を導入しています。
講師が解き方を一方的に教えるのではなく、生徒自身が「なぜこの問題が解けなかったか」を言語化する時間を重視しています。
これにより、受け身ではなく“主体的な学び”が生まれ、秋以降の成績向上へと直結していきます。
さらに、夏の過去問活用にはもうひとつのメリットがあります。
志望校のイメージが具体化し、学習へのモチベーションが高まるという点です。
「この学校を受けるなら、このレベルの問題を解けるようにならなきゃいけないんだ」と本人が自覚できれば、その後の学習姿勢は大きく変わります。
保護者の方にぜひお願いしたいのは、「過去問なんてまだ早い」と止めるのではなく、「なるほど、先にゴールを見ておくのね」と応援していただくことです。
受験は長期戦です。今のうちにゴールを知ることで、最短ルートでの成長が可能になります。
テントルの夏期講習では、どの校舎でも一貫して、この“逆算型”の指導を取り入れています。
この夏、「今どこにいるのか」「どこを目指すのか」を明確にし、意味のある学習時間を過ごしましょう。
