前回と比べて問題形式にそこまで差は見られませんでした。読解形式のテストと文法形式の問題がそれぞれ8:2の配点で出題されています。出題内容は難しくはないので、文法の基本ルールを理解し、読解に関しては色々な聞き方をされても答えられるように、対策をしておけば問題ないです。
決して簡単な問題ばかりではないですが、事前にしっかりと練習していれば正答できる問題が大半でした。とはいえ、少しでも勘違いや見逃しがあると間違えてしまうので、ワークや教科書で繰り返し練習して、確実に正答できるようにすることが大切です。最後の方の、整数や割合の問題は正答率もかなり低かったようで、実際のテストでは、これらの問題であまり時間をかけず、まずは確実に点数をとれるところを見直しする必要もありました。
1問1問を見ると、簡易な問題ばかりでした。ただ「知っていれば答えられる」という意味での「簡易」であるため、用語の定着は必須です。教科書やノートにしっかり目を通し、繰り返し問題集をやることで、確実に知識・用語を定着させることで高得点が望めます。
地理分野は世界地図を見て大陸、海洋、州などを答える問題、日本との時差、領土に関しての問題、気候帯の問題といった構成になっています。名称を答える問題は、反復練習をして定着しましょう。名称以外を答える問題は、各土地の特徴を名前と関連させながら覚えるといいでしょう。歴史文化は年表を見て答える問題、写真や図を見て答える問題で形成されています。配点は30点と、地理に比べて低いですが、名称を答える問題は少なく、資料から用語を年代順に並べ替えたり、資料に当てはまるものを選ばせたりと、若干難しくなっています。地理は用語を中心に覚え、歴史は時期と用語を合わせて覚えるといいでしょう。