問題構成は大問1~3が漢字関連の問題、大問4が漢文の文法問題、大問5・6が助動詞の識別問題、大問7が「最後の晩餐」の読解問題、大問8が「走れメロス」の読解問題、大問9が「漢詩の風景」の空欄補充問題となっております。まず大問1~4は事前に範囲が指定されているので、勉強さえしていれば難なく解くことが可能です。大問5・6は助動詞の問題ですが、まず助動詞を全部暗記する必要があります。そして暗記をしたら、それぞれの助動詞がどういった役割を持っているのかも暗記しなければならないため、結構事前の勉強は必要となるでしょう。大問7の「最後の晩餐」は特に難しい問題はないので苦戦することはあまりないとは思いますが、大問8の「走れメロス」は作文問題があり、形式も指定されているため、慣れていないと時間が足りなくなる恐れがあります。最後の漢文は読解問題ではないので、そこまで難しくはないでしょう。
リスニング、文法、教科書の本文、初見の長文、作文などバランスよく出題されています。文法は、並べかえ問題や文法に関する単語を暗記することができれば難なく解くことができると思います。教科書の本文は、本文の要約の穴埋め問題が出題されました。この問題は、内容をしっかり把握していれば問題なく解けるでしょう。また、問題用紙に記載されている本文から答えを探すことも可能です。しっかりと、内容を理解しておきましょう。初見の長文は、内容に関する穴埋めやT,F問題、英語の質問に英語で答える問題が出題されました。これらを解くためには、大前提として基礎単語が必要になってきます。これが身についていないと高得点を身に着けるのは厳しくなってきます。ただ、解き方さえマスターしてしまえば解ける問題もありますので、全く解けない問題ではありません。日頃から、基礎単語を覚えるなどコツコツと努力していくことがカギとなるでしょう。作文に関しては、学校で文案を作成しているのでそれをしっかりと暗記しましょう。事前に答えがわかっている問題になりますので、しっかりと得点できるように練習しましょう。80点以上を取るためには、並べ替え問題や教科書の内容などを完璧にし、初見の長文の対策を行いましょう。また、日頃から基礎単語を覚えることも忘れずに行っていくことが重要です。
図形分野中心の出題でした。代表的な図形の解法はもちろんのこと、用語の出題もあるため、事前のテスト対策では教科書の太字を中心に用語覚えもしっかりケアしておく必要があります。証明の完全記述問題は2題出ていますが、いずれも基礎ベースではあるので、前回の三角形の合同の証明と同様、証明の進め方のテンプレートを身につけておくことが重要となります。
電気回路と湿度の計算問題という中2の理科の中で「苦手とする子が多い分野ツートップ」がそろい踏みとなりました。どちらもいくらでも難問は作れる内容ですが、今回はそれほど難易度は高くありません。とはいえ、全体に占める配点は大きいので、事前の対策は十分に取り組んでおくことが求められます。解法が分からないときには、まずは先生に質問してコツをつかみ、何度も繰り返し問題を解いて素早く正答できるように練習しておくことが大切です。
今回は歴史分野からの出題になりました。大問1は用語を答える問題が中心となっています。表に年号と主な出来事が記載されており、主な出来事の欄が一部空欄になっており、選択肢から用語を答える問題や出来事について用語を答える問題となっています。大問2~5に関しては、資料が載っていますが、結局は用語を問われているので、特に難しくはないでしょう。大問6からは資料に関連した問題が出されています。大問6は「当時の日本橋の様子」、大問7は「清に出兵した兵士の写真」、大問8・9は風刺画など様々な資料が載っています。その資料から用語を答える問題もあれば、説明を求められる問題も多く出題されているので、幅広く深く勉強をしていおかないと対応することは難しいでしょう。勉強方法としては、まずプリントやノート、ワークを使用して、用語をある程度完璧に理解しましょう。その後に問題を解くことで、資料を使用した問題に対応できるようにすれば点数に結びつきやすくなるでしょう。