読解問題は、範囲内の文章を何度も音読し、学校の授業のノートを憶えるまで何度も確認しておけば得点できる問題でした。また、漢字や文法問題も専用の問題集を何度も繰り返しておくことで高得点が狙えます。単語分けの問題は、どうしても点数を落としやすい傾向がありますが、その他の問題でしっかりと得点できるように準備をしておくことが大切です。
全体的に簡易な問題構成でした。アルファベットや英単語がしっかりと身についていれば100点満点は難しくないはずです。英単語を憶える際には、声に出しながら書いて憶えることで、発音もつづりも身に付きます。日頃から英語に触れ、英単語や表現を憶える習慣を身につけましょう。
簡易な問題ばかりではありましたが、問題数が多いため、1問1問には時間をかけていられません。また、計算の順番の問題などでひっかけ問題もあるため、冷静に正確に計算する力が求められます。事前に配布されている問題集のレベルを超えるような問題ではないので、そちらや教科書の問題を繰り返し解いて練習しましょう。
一番最初の大問で、理科の学習に関する自由作文があるため、作文が苦手な子にとっては、どれだけ時間をかけずにその問題をクリアするかが、その後の問題解答にかかっていました。ただし、その先の問題は簡易なものが多く、教科書やワーク等でしっかり学習していれば難なく正答できるはずです。教科書や資料集の図表を良く見て、資料問題への対応力を身につけることも大切です。
範囲の特性として、様々な地図の特徴を問う問題が出題されました。そのため、資料集や問題集で地図の形式ごとの特徴を細かく把握しておくことが大切です。加えて、歴史でも資料を基にした問題が多数出題されているので、今後の定期テストでも資料問題が多く出題されると予想されます。地理・歴史の基本事項はもちろんのこと、図表を数多く見て、憶えた基本事項との関連付けをすることが高得点の鍵となります。