問題数、難易度ともにバランスがとれた良問でした。ただし、範囲の関係上、漢字・ことばの問題が多めになっています。漢字が苦手な子にとっては、テスト対策が大変だったかもしれません。文章問題に関しては教科書や授業のノートをしっかり復習することで高得点が狙える問題でした。200字の作文問題があるので、作文が苦手な子は日ごろから練習し、添削を受けることが大切です。
教科書の本文はほぼそのままの状態で25点分出題されました。内訳としては、穴埋め問題で20点分、内容要約の自由英作文で5点分、となっており、事前に教科書を繰り返し音読しつつ、内容を把握していれば、得点は容易だったと思います。また、ワークから整序問題が10点分出題されており、こちらも事前に何度も練習することで得点しやすかったはずです。一方で、初見の会話文と長文も出題され、こちらは総合的な英語力が問われています。日頃から教科書だけでなく、様々な英語の文章に触れておくことが大切です。
基礎的な計算問題に対応できるだけでは高得点には結びつかず、応用力・思考力が試される問題構成でした。表面的な公式をなぞるだけではなく、もっと根本的な数学的思考を要求されます。ワークで問題を解きながら、ただ公式や解き方を丸暗記するのではなく、「どうしてそういう解法になるのか」「標本調査の考え方」をしっかり理解することが大切です。
範囲が広く、事前のテスト対策を早めから計画的に進めておく必要がありました。また、難問は多くないものの、問題数が多く、1問1問に時間をとることができず、知識があやふやで迷ってしまったり、計算に苦戦していると時間が足りなくなる恐れがあります。なお、中1・2の復習問題は今後も出題されると思われるので、学校で今学んでいる分野以外にも、自分で日ごろから復習をしておくことが大切です。
範囲内の事項がまんべんなく出題されています。教科書を良く読み、重要事項をしっかり憶えておきましょう。但し、漢字で書くべき字をひらがなで書いた場合や漢字ミスは誤答として扱われるため、事前のテスト対策では問題集を解きながら漢字のチェックも必要となります。また時代背景や原因等の記述問題が出題されているため、一問一答形式で憶えるだけでなく、様々な問題形式に触れておくことが大切です。