前回と違い文法問題が少なかったこともあり、少し簡単になりました。また、今回は文章問題の対策をするというより、短歌や詩の内容を暗記することが必要でした。三大和歌集の特徴や、「奥の細道」の内容理解などをしっかりと行い、テストに挑めば高得点は狙えるでしょう。
リスニング、文法、教科書の本文、初見の長文、作文など万遍なく出題されます。文法問題は、学校のワークや語順トレーニングの問題で練習すれば問題なく解けると思います。教科書の問題は、内容一致問題が出題されます。これらは、本文の内容をよく理解していれば解ける問題になっています。得点を取りやすい問題になっているので絶対に落とさないようにしましょう。また、教科書の会話表現が出題されています。会話表現をきちんと暗記し、会話の流れを読み取ることができれば解ける問題です。初見の長文は、2題出題されておりどちらもT or F の問題と英語の質問に英語で答える問題です。どちらも長くない文章なので、焦らず落ち着いて読めば解けるでしょう。作文は、V模擬と同じ形式です。何を聞かれているのかを読み取り、簡単な英文でもよいので可能な限り記入することができれば安定して点数を取ることができます。また、学校のワークの自己表現という項目からそのまま出題されている問題もあるので、事前の暗記や解けるようにしておくとよいでしょう。
大問1は、以前の範囲の復習が出題されているため、確認を行う必要があります。思考・判断・表現を問われる問題では、オーソドックスな応用問題が数問あった後に、一番最後にオリジナルの問題が出題されています。今回は二次関数の問題で山手線の運賃に関する問題が出題されていたので、初見問題でも慌てずに、運賃と駅間の距離の関係を二次関数の関係に当てはめて考えることが重要でした。
これまで通り中1・2の復習問題と3年の新出分野の組み合わせでした。どちらも基礎~標準レベルの問題が大半ではありますが、特にイオンの分野はしっかり理解していないと誤答してしまう恐れが大きいものです。学校で配られた問題集だけですと中3の新出分野は演習量が足りなくなってしまうため、市販の問題集等を用意してしっかり問題演習をやり込むことが大切です。
少し難化しました。ほとんどの問題が資料やグラフを読み取って答えていく問題であり、内容もただワークを暗記するだけでは難しいです。用語を答えるだけではなく、「理由を説明しろ」といった問題も多く出題されているので、自分の言葉で説明する力が求められます。