「作られた物語を超えて」の本文からの出題の他に初見の文章題が出ました。暗記に頼った勉強ではなく、初見の問題に取り組むといった練習を普段からしていく必要があります。俳句の問題は事前のプリントから、文法問題は授業内のプリントの類似問題が出題されており、こちらも本質的な理解が求められます。
全体的に知識を問う問題が多く出題されていました。熟語表現は中1・2年の範囲からの出題もあり、まんべんなく対策するのが難しかったように思います。しかし、出題されている問題はいずれも入試基本レベルなので、日頃から勉強を重ねておきたいところです。
中3生の平方根の基礎計算に加え、比例、円錐の体積、確率といった計算問題が出題されました。いずれも難易度はふつうレベルなので、確実に得点しておきたいところです。平方根の文章題はオーソドックスな問題ばかりであり、事前にワークなどで対策がしやすかったと思われます。
凸レンズ、火山と火成岩、酸化銅の実験と復習範囲で約50点分の出題があり、対策が難しい試験でした。復習範囲に関してはワークからの出題が中心ですが、作図や記述、計算問題もあるので、苦手な生徒は早めに手を付けておくべきです。イオンの範囲は、記述が9問出題されており、単純な用語の暗記だけでは難しかったように思います。
一問一答形式の問題が多く出題されており、努力量が結果につながりやすい試験でした。資料問題は、教科書のものから出題されており、教科書の勉強もしっかりとしておく必要があります。年表問題は年号を覚えるのではなく、時系列で出来事を捉える練習をすることで得点できます。