国語
- テスト範囲
- • 漢字: 漢字の読み書き、熟語の構成。 • 現代文読解: 説明文(「言葉とコミュニケーション」とみられる文章)の内容理解、筆者の主張、表現技法、接続詞、指示語、段落構成、要約。 • 短歌の鑑賞・解釈: 短歌の解釈、表現技法、情景や心情の読み取り。
- 範囲割合
- 範囲内:100%範囲外:0%
- 記述割合
- 選択式:26.8%記述式:73.2%
- 難易度割合
- 簡易:48.8%通常:41.5%難問:9.7%
漢字や語句といった基礎知識に加え、説明文読解、そして短歌の鑑賞と解釈まで、国語の幅広い分野から出題されました。特に、筆者の主張の要約や心情・情景の説明など、論理的な記述力が求められる問題が多く、記述式の割合が7割を超えています。正確な知識の定着に加え、文章全体の構成や筆者の意図を深く理解する力が不可欠です。日頃から多種多様な文章に触れ、自分の言葉で的確に表現する練習を重ねることが、高得点に繋がるでしょう。
英語
- テスト範囲
- • リスニング: 各種形式の聞き取り(絵合わせ、対話内容理解、情報把握)。 • 読解・理解: 会話文やメールなどの英文内容理解、質問応答、要約。 • 文法・語彙: 語句整序、誤文訂正、適切な語句の選択、空所補充。 • 表現力: 英文での質問応答、日本語での説明。
- 範囲割合
- 範囲内:100%範囲外:0%
- 記述割合
- 選択式:60.3% 記述式:39.7%
- 難易度割合
- 簡易:60.3%通常:30.9%難問:8.8%
リスニング、読解、文法、語彙、表現力と、英語の総合的な基礎力が幅広く問われる内容でした。特に、会話文やメールなどの様々な形式の英文を読み解き、内容を正確に把握する力が重視されています。誤文訂正や日本語での説明など、応用的な記述問題も含まれており、単なる知識だけでなく、論理的な思考力と表現力が求められます。日頃から英語に触れる機会を増やし、単語や文法の基礎を固めながら、長文読解や自由記述にも積極的に取り組むことが、総合的な英語力向上に繋がるでしょう。
数学
- テスト範囲
- • 式の計算: 正の数・負の数の計算、単項式・多項式の加減乗除、式の値、等式の変形。 • 文字式の利用: 図形(三角形、円錐)の面積や体積、平均点、自然数の性質(倍数)の証明。 • データ分析と作図: 度数分布表の読み取りと相対度数、垂線の作図。
- 範囲割合
- 範囲内:100%範囲外:0%
- 記述割合
- 選択式:2.4%記述式:97.6%
- 難易度割合
- 簡易:40.5%通常:50.0%難問:9.5%
式の計算と文字式の利用が中心で、幅広い問題が出題されました。特に計算問題が多数を占め、正確性とスピードが求められます。文字式を用いた説明や証明問題も多く、単なる計算力だけでなく、論理的な思考力や表現力も試されています。基礎的な計算力を徹底的に鍛えるとともに、文字式の意味や性質を深く理解し、それを用いて説明・証明する練習を積むことが重要です。また、作図や資料の読み取りなど、出題範囲の多岐にわたる知識・技能を確実に身につけておくことも高得点に繋がります。
理科
- テスト範囲
- • 物質の構成: 原子、分子、元素記号、原子番号、純物質と混合物、単体と化合物の分類と化学式。 • 化学変化の基礎: 燃焼の定義、分解(炭酸水素ナトリウムの加熱、水の電気分解)、化学反応式。 • 実験操作と考察: 混合物の分離、気体の発生と確認方法、加熱による物質変化の観察。 • 地学: 地層の観察、化石とその示す環境・年代、地層の変化とその考察。
- 範囲割合
- 範囲内:100%範囲外:0%
- 記述割合
- 選択式:9.4%記述式:90.6%
- 難易度割合
- 簡易:52.8%通常:32.1%難問:5.7%
化学分野(物質の構成、化学変化、実験操作)と地学分野(地層と化石)から幅広く出題されており、基本的な知識の定着度が問われる内容でした。記述問題が9割以上を占めており、用語の暗記だけでなく、実験結果の考察、化学反応式の正確な記述、現象の理由や地層の形成過程などを論理的に説明する力が強く求められます。特に、図やグラフなどの資料を正確に読み取り、そこから得られる情報を分析して記述する能力が重要です。日頃から実験ノートを丁寧にまとめるなど、観察記録や考察の訓練を重ねることが、高得点に繋がるでしょう。
社会
- テスト範囲
- • 歴史分野: ◦ ヨーロッパ史(中世から近世初期):十字軍、モンゴル帝国、オスマン帝国、宗教改革、活版印刷、カトリック教会の対抗宗教改革など。 ◦ 日本の近世史:室町時代後期の文化、織田・豊臣・徳川による統一事業、キリスト教伝来、南蛮貿易、鎖国政策、対外関係(朝鮮との関係)、江戸幕府の仕組みと統治(大名分類、寛政の改革、年貢、義務など)。 • 資料読解: 地図、年表、表、図などの資料を用いた歴史的出来事や地理的情報の分析と記述。
- 範囲割合
- 範囲内:100%範囲外:0%
- 記述割合
- 選択式:20.4%記述式:79.6%
- 難易度割合
- 簡易:27.8%通常:66.7%難問:5.5%
ヨーロッパ史と日本の近世史にわたる広範な歴史分野から出題され、地図や資料の読み取りが多数を占めました。記述問題が約8割と非常に多く、歴史的出来事の背景や制度の仕組み、資料から読み取れる情報を論理的に説明する力が強く求められます。単なる知識の暗記に留まらず、多角的な視点から歴史事象を捉え、自分の言葉で明確に表現する練習が不可欠です。日頃から教科書だけでなく、資料集や歴史地図帳などを活用し、歴史の流れと資料を関連付けて理解する学習を心がけましょう。