
現代文、古典(紀行文)、文学史、文法など非常に幅広い分野から出題されており、記述問題に重きが置かれています。読解では、筆者の論理や心情を深く考察し、それを本文の根拠に基づいて記述する力が強く求められます。特に、古典の読解力や、文学史を含む知識分野が幅広く問われており、多岐にわたる学習の定着が重要です。
リスニング、文法、長文読解、英作文と英語の四技能がバランスよく問われ、記述問題に重きが置かれています。文法では、現在完了形や受動態、不定詞・動名詞といった中3で学習する重要事項の正確な運用が求められました。今後は、基本的な知識の定着はもちろんのこと、会話や長文の内容を深く理解し、それらを正確な英文で表現する練習を重ねることが大切です。
式の計算と平方根の単元が中心であり、すべての問題が解答過程または最終結果を記述させる形式でした。基礎的な計算力に加え、平方根の変形や大小比較、複雑な図形や整数論的な応用問題といった思考力も求められました。今後は、正確な計算練習を徹底し、公式や定義を用いた論理的な説明・証明の記述力を養うことが重要となります。
今回のテストは、計算問題と記述問題のバランスが良く、理解していないと解けない問題が多く見られました。特に、イオン式や電池の仕組みを図や言葉で説明する問題が多かったため、暗記だけでなく、根拠をもって説明できるように練習することが大切です。次回に向けては、化学分野の計算問題を繰り返し練習し、ミスを減らすことが得点アップに直結します。また、生物分野は用語を覚えるだけでなく、なぜその特徴が進化の証拠になるのかを理解しておきましょう。
明治維新から近代国家成立に至る日本近代史に集中して出題されており、記述問題に重きが置かれています。単なる年号や用語の暗記だけでなく、不平等条約の改正や対外戦争の背景といった歴史の流れを深く理解し、説明する力が求められました。特に、明治憲法下の国家構造や、自由民権運動などの政治思想に関する知識の正確な定着が重要です。今後は、重要語句を正確に記述できることに加え、歴史的な出来事の因果関係を論理的に整理する訓練を重ねることが効果的です。
