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5教科280点から400点越えへ! 120点UPの『普通』
R.Kくん
中学 2年生
生徒のストーリー
野球の練習で疲れ切り、テスト勉強のやり方さえわからなかった中1の夏
R君がテントルへ入塾したのは中1の冬でした。
当時のR君は、野球のクラブチームの練習で体力を使い切る毎日で、勉強は二の次。
テスト前でも続く野球の練習の中、やり方もわからないままテスト勉強をしていたそうです。
それでも、中1の最初の定期テストでは300点台半ばをとっていたのですが、それも回を重ねるごとに点数が下がっていきました。
見るに見かねたお母様が、お知り合いの紹介で知ったテントルへ、同様の状況だった双子のお兄さんと一緒に入塾させたのは、“必然”だったのかもしれません。
勉強のやり方というものを意識し始めた中1の冬
テントルに通い始め、まず指導されたのは『勉強のやり方』でした。
特に「わからない所があったら必ず質問する」ように言われたことは、R君の勉強方針に大きな影響を与えました。
それまでは、中学校の授業でわからないことがあっても、なかなか質問して解決できず、そのまま放置。
その結果、テストでは知識があいまいなままで正確に答えられず、点を落としてしまっていました。
テントルでは『それまでの1週間でわからなかったこと』を、必ず質問させられました。はじめは上手く質問できませんでしたが、「必ず質問しなければいけない」という意識で1週間を過ごすことで、自分がどこをわかっていないかを自覚できるようになり、『質問力』が上がっていきました。
また、毎回の宿題を必ずやるのはもちろんのこと、普段から『テストで出題される内容』を意識してテスト対策に臨むようになりました。
勉強と野球の両立が辛かった中2の夏
テスト勉強のやり方が確立し、効果的な勉強に取り組めるようになったR君。
中2の1学期の定期テストではとうとう自己ベストを更新し、5教科合計400点を突破。
「こうやって勉強していけば良いんだ」という自信が身についていきます。
しかし、一方で、野球の練習も疎かにはできません。
土日だけでなく平日も野球の練習があるため、コロナ禍で夏休みが大幅に短縮された8月も、学校⇒野球⇒テントルという忙しい毎日の中で、体力的には限界ギリギリなのにも関わらず、決して手を抜くことなく一生懸命過ごしていきます。
しかし、彼の意識とは裏腹に、無意識に“体力の限界”は彼を襲います。
テントルでの授業中、自習中に眠そうにしていることも珍しくありませんでした。
『勉強のやり方』が完成されてきた中2の秋
そんな中で迎えた2学期中間テスト。
直前の土日でさえも野球の練習があり、『テスト前の最後の追い込み』の時間がとりにくい状況は、これまでと変わりません。
そんななか、野球の練習が終わってからの20時以降になってからでも、テントルに来て、1分でも多くテスト勉強に取り組んでいました。
今回のテストでの大きな変化は、これまでよりもR君の“質問”が減ったことでした。
しかし、それは、昔のように『わからない所』を放置したわけではありません。R君のなかで、“自分なりのテスト勉強のやり方”が身に付き、普段から質問をする癖がついていたため、テスト前には質問することが少なくなっていたのでした。
ライバルとともにまだまだ成長を続ける“これから”
2学期中間テストの結果は、またもや『400点越え』。
R君の実力が、高いレベルで安定した証明です。
ある時、R君に勉強のコツを尋ねてみました。
すると「普通に言われた通りの勉強をしているだけです。」という素っ気ない答え。
やるべきことを“普通”と捉え、しっかり取り組めるのがR君の強みなのかもしれません。
こうしてR君は、今も、常に一緒に支え合いながらも“生涯のライバル”であるお兄さんをはじめとした、多くのライバルと切磋琢磨しながらより高いレベルを目指して、“これから”の勉強に取り組んでいます。
担当のコメント
講師
サカモト コウキ
手前味噌ながら、テントルに入塾してから100点以上UPする子は珍しくはありません。多くの子が、『勉強のやり方』がわからないまま過ごしてしまい、テントルに入塾してから勉強のやり方を身につけていくからです。ただ、R君の場合は、クラブチームの練習があり、体力的にぎりぎりの毎日の中で、テスト直前でも勉強時間を確保しづらい点がネックとなっていました。
それでも、しっかり結果を残しているのは、R君自身が真面目にコツコツと取り組めたからです。それには、周りの環境が大きく影響しているかもしれません。
同様の実力を持つお兄さんや、同じように野球と両立しながらも自分より点数をとっている友達、疲れて怠けてしまいそうなときに叱咤してくれる講師の存在が、R君に“高いレベル”に目を向けさせています。
元々真面目でコツコツと努力できる性格の子でも、“基準”が低いと「まぁ、これくらいでいいかな」と中途半端になってしまうこともあります。しかし、競い合う相手がいることで、「もっと頑張らなくては!」と思えるのではないでしょうか。
我々テントルの講師は、そんな彼らに、正しい方向性を指し示してあげているにすぎません。
これからも、R君やお兄さん、そして彼の周りのお友達は、お互いに切磋琢磨しながら、より高いレベルを目指して頑張ってくれるでしょう。
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